Tuesday, December 16, 2014

ドリームバイオレンス 2014.12.13

サンクル行ったのは初めてでした。

2014年の現在、目の前でゲンドウさんの"LOST"見れるとはね。その昔subsonicでカバーしたこともあります。なんすかあのギターの存在感。

ディスチャの新曲がかなーりグッときた。メロディと歌の力の重みは天下無双。アコギのwe are the worldも良かった。

そんでジアクト、実は初見だったのです。素晴らしいバンドですね。多幸感とパーティ感、そこに同居するパンクの憤りと衝動。またみたいです。

しかしこの夜一番重要だったのは、それらを差し置いてthe hatchがベストアクトだったこと。俺の中ではこれに尽きるのでした。

Monday, December 01, 2014

C-wa-SU

早いっすね。
12月。


今年は2月のkillie、3月のsosite、5月の帯広、7月のブルフレ/カリバー、サマミ、8月のスプサマ、10月のディスチャ/オロピー/地球と、全7本のライブ。おそらくTG史上最も少ない本数のライブで、2014終了です。


2015がどうなるのかはわかりませんが、できることをできるときにやろうと、そういう気持ちです。


僕も40歳代がどんどん目前に迫ってくるにつれてなんとなく、自分の音楽との向き合い方がわかってきた気がします。気にならない音楽がまるで気にならなくなり、芯から好きなタイプのものへの興味は変わらず湧く。当たり前のことですが。そういう当たり前の感覚がリアルになってきたというか、見栄や虚栄心からくる音楽探訪ってのがどんどん薄れてきている。時間も金も、そういったことに割く余裕がないことも、大きな理由とは思いますが。


たいした量音楽を聴いていないと思いますが、それでも今年引っかかったものは、今後もずっと引っかかりそうなものばかりでした。


仕事のこと。


「自分がすべきこと」はいろいろあるのですが、それが自分がすべきと自分で思えることなのか、自分がすべきと求められているであろうことなのか、そこら辺の見極めでなんとなくモチベーションが変わっては来るのが本音なのですが、だからといってその区別によって作業の質が影響を受けてはいけない立場にはあるわけで、考えることばかり妙に増えて、でも首が回らないほど余裕がないわけでもなく、といった感じでしょうか。


「案ずるより産むが易し」ってのは間違いない!って場面に何度遭遇しても、やっぱり日々新たなわけで。


周到に固めた石橋をどれだけすばやく建立できるか。
その石橋の安全性をどれだけアピールできるか。
ってのが割と勝負な職種だと思います。


そして完璧すぎた道重さんの卒業コンサート。。。
あああありがとうございました(嗚咽)。




Thursday, October 16, 2014

セクシー上上

BATTLESはあまり好きになれないのだろう、と思ってきちんと聞いてはこなかったんだが、先日安価な中古でMIRROREDが売られていたので買ってみた。夢中になって聞く感じではないが、思った以上に素晴らしいですね。

そういやまだBATTLESが今ほど名前が売れていなかったとき、どんなバンドなのか聞いてみようと思い、どこかのネットショップでDEMOのCDRを買って聞いてみたら、同名のぜんぜん違うバンドだった。ちっとも良くなかった。これが悪いイメージを抱く要因だったのかもしれないな、ごめんなさい私が悪かった

一方、ICEAGEの新作にはなんともロマンチックな"現在"を感じさせられてしまい、夢中になっている。あとはSHELLACのdude incredible。楽器の録り音が今までで一番好きだし、曲にフックや展開も結構あって、これもすごく夢中。しっかし音源を買うのに割けるお金がじぇんじぇんありませんもので、やー本当これは参る。

11月にはディープスローターの新作が出るし、OSRUMも12月に出るし、ネモジュンさんのPOWER動き出すみたいだし、あーうちらも新作録りたいなあ。早く旭川か札幌に異動したい、全力で。

来週末は久々の自分たち企画@旭川モスキート。

ディスチャーミングマン、オロロロピーとMCしりアス、チキュウノキキ、札幌からこの3組が来てくれるってのが本当素晴らしいです。

どうやら旭川も、いろいろなバンドがそれぞれの思う格好いい音楽ややり方を推し進めているように感じられ、健全といえば健全。

でも僕たちの好きな音楽は、やっぱり自分たちで場所を作らないとなかなかだれも提供しないという環境は、十年だっても変わらないな~と。

もうこれに関してはどうもこうも言う気もないんだけど、やっぱり寂しさはあるです。





Thursday, October 02, 2014

A面からB面へ

データ配信やらアナログレコード、カセットテープも昨今人気出てきているけど、
僕はCDが一番好きです。あと音楽のデータ配信はぜんぜん賛成派。

音源をモノとして持っていることがどうたらとか、アートワークとか装丁含めてなんたらとか、そういう気持ちもそんなにないです。あくまでそれは他の音源と見分けるための記号であって、それが格好いいと気分はいいし思い入れもわくけど、まあでもそこにそんなに価値を見出してはいない。音質も、正直よくわからん。レコードやCDを取り扱う店は衰退していくのだろうけど、音楽に限らずそうやって社会は変わってきてるんだろうから、生活をかけてそういう業界に従事している人はそれは大変だろうけど、炭鉱マンだってそういう時期はあったのだろうし、酒屋や八百屋だってコンビニに取って代わられたのだろうし、時代の流れってのはそういうもんでしょう。

じゃあなぜ自分は配信で音楽を買わずにいまだにCDを買うのかというと、消えてなくなったりしそうで不安だからという"慣れなさ"、これに尽きる。CDのデータも永久じゃないってことは当然知っているけど、それとこれとは話が違うよね。ちなみにレコード買ったらついてくるダウンロードコードは一度も使ったことはない。面倒だし、別にいらないです。

というかもうデータでいいなら、CDとかレコードでいう"アルバムとしての枠"が取っ払われているのだから、自由度はかなり上がっているのでしょう。何時間あったって1つのアルバムとして成立できるだろうし、そもそも"アルバム"なんて概念がもう不要かもしれないし、それを言うなら"曲"って概念もなんだかよくわからなくなってきて、今日の19時から来年の7月4日の20時までで1曲です、なんてのもアリだよなあ。これまでの歴史の中で、アルバム1つで60分程度とか、1曲3~5分とかそういう感覚が人々に染み付いているから、それが一番抵抗なく受け入れられるんだろうけど、レコードやCDというフォーマットから自由になったのだから、そんな足枷にとらわれる必要はどこにもない。"売ること"を内包する音楽ならそうはいかないのだろうけど、ただ音楽を作るだけなら何やっても音源として発表しやすいわけですね。

音楽のデータ配信に反対することは、今までレコードやCDで売られていた音楽に対する郷愁、思い出、そしてそれが変化し消えてしまうことに対する抵抗、つまり、自分の通った小学校が廃校になることに反対するような気持ちと大して変わらない気がする。自分が過ごした日々こそ正義、か。

そんなこんなで、音楽を売って金にするとか音楽で飯を食うっていうスタイルは、どんどん変容するのでしょうね。それはそれで楽しみです。

稚内はそろそろ寒いです。

Sunday, July 27, 2014

2014.秋

SUMMER MEETING 2014も終わり、夏が終わった感じです。
ようやく腰の痛みも薄れてきました。

素晴らしいライブをいくつも見られたことや、自分たちも手ごたえのあるライブをすることができたこと、sleepytime trio、仲間達とすごした時間、諸々、楽しかった。
得たものはとても大きかった。
地元に持ち帰って、これからまた、ですね。

秋には、TG企画をやります。
NEW ORDER vol.25。
お楽しみに。

の前に8/23、モスキート企画”hunch!”に出演することにしました。
スプリングサマー見たかったし、don karnageもね。
こちらもよろしくお願いしますー。




Friday, July 04, 2014

2014 夏

TG.Atlas

7/19
旭川の本拠地モスキートにて、3月以来のライブです。ex-cloudy r toneの大地の新バンドturnoverによる企画は、akutagawaの天才レフティーわちゃんが参加するblue friendと、沸騰ジャンキーサウンドfrom福島なレベルワンエクスカリバーちゃんの初旭川。

7/20
明けて翌日、なんとなんとのsleepytime trioの来日とかぶせてのアラフォーの祭典、SUMMER MEETING 2014。暑いんだろうな。ここのところの稚内は20度行くかどうかという日々なので、暑さに耐性がありません。どうぞお手柔らかに。

今見られる、好きなバンドのライブは、今みた方が良いです。金払えばできることは、金払ってした方が良い。過ぎ去った時間は、いくら金を払っても取り戻せない。50近くなったおっさんの再結成を見るよりも、フレッシュで力のある時に、旬のバンドをみた方が絶対にいいね。と、中学の頃から憧れ続けているCINDERELLAを聞きながら思いました。トムにあいたいぜ。

Monday, June 09, 2014

帯広は良いね

帯広メガストーンに、toiletとloreのスプリットレコ発にお呼ばれして行ってまいりました。
この2バンドにリアルショックスマター、A quiet eveningっていう名前はここ1〜2年で随分と意識するようになったなあと思います。地元のバンド達がそれぞれ動きあってぶつかり合って高め合う、そんな活動の集合が、今帯広では起きているんだなあと、それを目の当たりに、やはり本当に起きているんだと実感できたことが、最大の収穫でした。

地方のバンドには中央のバンドに対する羨望や嫉妬があり、層の薄さや、自分の好きなものを共有できる人の少なさがあり、そうなると、地方ならではのやり方を探るしか、自己を正当化する道がないのです。自分が間違っていないと確認し、慰めるにはそれしかない。だから、時にそれはイビツな様相を呈するものです。地方ならではの良さ、なんてことを口にするのは得てして中央の人達です。現地の人にとっては、やっぱり悔し紛れの負け惜しみなんだよなあ、ある部分においては。足りないものは補えないから、足らそうとするよりも、器のランクを下げるしかない。じゃあ、その器を作るに当たって、地元の土を使ってみるか、とか。妥協にはならないように殊更注意を払いながら、プライドと折り合いを付けながら。

それでも帯広の人達は、そういうことに意識をフォーカスしてんだかしてないんだかは別としてとにかく自発的に楽しんでいた、楽しくあろうとしていた。そこが、健全だなあと思いました。

あざっしたー

Wednesday, April 23, 2014

城い鯉bito

今日は出張で利尻へ。
特段の感傷はなし。
フェリーが稚内に着くと、稚内が大都会に見えた。
白い恋人のジャケ、利尻富士なんだってね。

食費をなんとか削り、バンドができるようにしようとしているが、まだ成果が見えないからなかなか堪える。外食は、職場の飲み会以外は今のところゼロ。米プラス何かで腹を満たす生活。別に不満はない。早く練習しに旭川行きたい。

サウンドクラウドやユウチュウブでいろいろ探ってみているが、やっぱり知らない音楽に触れるのは楽しい。自分も含めうちのバンドはみんな、何か特定のものに固執しているわけではないというか、本能的に気持ちいいものや引っかかるものを何でも取り入れるのが好きな人たちなので、そういうのは最高だなあと思う。

ユウチュウブといえば、帯広に住んでいたときにDVD3巻くらいまで借りて見た『東のエデン』の続きを映画まで含めて全部、ようやくユウチュウブで見た。ウミノチカのやわらかい作画が好きだなあ。はちクロも号泣したし。とても好きなアニメでした。

流れで東京マグニチュード8.0も全部見たけど、これは見なくてよかったかも。途中で、ひょっとしてこのままハッピーで終わるのかとほっとしたはずなのに、最後、あれ?あれ?え?ってなって、結局泣かされた。こういう感情はいらん。

次に何を見ようといろいろ検索したが、おそらくコードギアスあたりになりそう。CLAMPの絵はあまり好きではないが。ツバサは借りて読んだらおもろかったけどね。

なんにせよ、仕事もなんだか余裕あるし、自分の時間があるなあ。
無駄に過ごすのもまた一興。
変に気を張らずにゆっくりすごそうと思います。

Saturday, April 05, 2014

なし男

稚内に越して来て、最初の週末を迎える。
特段どうということはないが、やはりすることがないなあ。
仕事にでも行ってしまいそうで、それもどうかと思うがまあそれはそれでいいか。

まだCDやレコードが届いてないから、音楽はまるで聞いてない。
別に物足りなさを感じないのは、ほかがあまりに物足りないから、なんだろう。
結局音楽は、生活にゆとりができてからのものなんだろうと確認できた。

おりからの暴風雪が凄まじく、昨晩は飲み会のあと、もう歩いて2分程度のところからタクシー拾ってしまった。思えば札幌に異動した時も、季節外れの大吹雪に見舞われた。まあ、まぐれに違いない。



Thursday, February 27, 2014

R

先日2日かけてぶっ通しでMETALLICA聞いてて思いだしたのが、ブラックアルバムが出た当時自分は高校1~2年生だったと思うんだけど、旭川の町中の玉光堂に予約して、発売前日にどきどきしながら買いに行って、予約券と引き替えにほやほやのCDを手に入れJRで30分の当麻の家に帰り、むさぼり聞いたなあとうこと。

発売前、土曜深夜のKOH SAKAIのheavy metal syndicateでwherever i may roamが先行してかかってたのを聞いたときの衝撃。あれは今だに忘れられない。

当時はこういう、先行シングルがラジオでかかる→お店に予約する→発売日に購入、ダッシュで帰宅→家にこもりきって聞くというのが、当然の流れでしたなあ。まあでも考えるに、それはメジャー流通でラジオでのエアプレイありきの話だから、時流云々の話じゃなくって、土俵の話だよね。今がとか昔がどかの話じゃあないな。

heavy metal syndicateは、中~高生の時毎週毎週、起きていられない時はテープに録って聞いていました。cinderellaのstil climbingからのfreewheelin'なんかもここで初めて聞いて、当時大学1~2年くらいの自分は、久々のシンデレラの一発にそりゃあもう大変でした。

大学2~3年生くらいの時に平岸街道沿いの古本屋でバイトしていて、その店は当時開局間もないFM NORTHWAVEをずっと流していたので、その記憶は結構強い。

面接の時に「最近出てきたshampooをどう思う?」って質問されたんだけど、聞いたことなかったから、まあいいんじゃないでしょうかねえなんて愚にもつかない返ししかできなかった。

今では爆笑問題とバナナマンのポッドキャストしかラジオ的なものには接していません。

Sunday, January 19, 2014

k i l l i e 来 旭 に よ せ て

もう何年前になるだろうか。

forget me notの3曲入りCDEPに惚れ込んで、なんとか北海道に来てくれないかと恐る恐る井川君にコンタクトをとった。快い返事をもらい、balloonsとmirrorも一緒に行きたいということになった。その後mirrorが無理になり、代わりにmouse on the keysが一緒に来ることになり、俺らは旭川電気猫で企画をした。

マウスがまだ動き始めたばかりで、川崎さんがドラム叩きながら鍵盤も弾いていたとき。
ゲストボーカルにdischarming manのエビナくん。
そして、ゲストベーシストとして、killieの伊藤くん。
伊藤くんはoto recordsの出張販売をおこなっていて、そこで俺はヤムルカの1stを買ったことを覚えてる。

山形のwhat ever film門脇と大学の頃一緒にバンドをやっていたこともあり、門脇はTGのことを、balloonsに話をしてくれていた。おかげで、その日の打ち上げでドラムの藤本アニキから、東京に呼ぶとの誘いを受ける。

約束通りballoonsからお誘いを受けて行った発の道外遠征、幡ヶ谷heavy sick。
俺らとwhat ever filmのスプリット"edit your icon"、そしてインパルスから出たsora、folio、rivival sleep、forget me notの4wayスプリット"doors"の共同レコ発。

その日の打ち上げで、大西くんが将来旭川でライブハウスをやりたいと口にする。「なんかいいハコの名前ないっすかね~」と。同じテーブルで呑んでいたkillie伊藤くん、「モスキートかボウフラだな」。

こうして旭川に"MOSQUITO"が誕生することになった。

面白いことに、killie、balloons、forget me not、what ever filmと、俺が特別な感情を持つバンドがみんな、モスキート誕生に関わってるんだよね。いや、こういうことが積み重なって行くに連れて、特別な感情が徐々に育っていったということだろう。

そういうわけで、ついにkillieが旭川モスキートにライブをしに来ます。




Monday, January 06, 2014

Dr.feelgood

あけましておめでとうございます。

本日から仕事も始まり、2014年スタートっすね。
年末年始のテレビは落ち着きがなくって、あまり見る気が起きないです。なんせ一つ一つの番組が、長い…。そのうえ、ガヤガヤして煩い。お笑いのネタ番組は好きなんだけど、どうも空気がやかましくてねー、ダメ。あと、「おれあれやるから、お前あれやって」っていう漫才はそろそろやめて欲しい。

昨年末に、すごく読みたかった本を何冊か、やっと読めました。
一冊は、「ペドロ・パラモ」。
なかなか本屋で出会えなかっんだけど、大学の同級生との忘年会の待ち合わせ時間までの少しの空き時間を潰しに入った書店で偶然発見したので、買ったんだけど。
ほんっとうにこれ、面白い。誰がどうしてどうなってどうしたから面白いっていう本ではないんだけど、とにかく面白いとしか言えない。いちいち描写や記述が面白い。

一冊は、かの有名な「百年の孤独」。
やーこれもいいね、すごく面白い。
これは図書館で借りたんだけど、買って手元に置きたい本。
だいたい、登場人物がおんなじような名前ばかりでちょっとおかしい。

あと一冊は、「聖なる酔っ払いの伝説」。
これはこの本が読みたかったというより、ヨーゼフ・ロートの本が読みたかった。
まだあまり読み進めてない。
思ったほど入ってこない。
時間ある時にまとめて読みたい。

保坂和志さんの影響がありありと見えますが、しょうがない。
好きだものしょうがない。

モトリークルーのDr.feelgoodを先日聞き返したら、あのアルバム'89年の作品なんだけど、ドラムの音質が凄くいいことに改めてハッとしました。
あの時代にあんな感じのは、あの周辺にはなかっと思う。
思い入れが多分にありすぎるということは、あるがね。