Sunday, February 12, 2017

共通言語

どこのバンドも多かれ少なかれそうだとは思いますが、それなりに音楽好きを自認する大の大人が複数人集まって長いことバンドやってると、音楽的な趣味や好きな傾向がどんどん変わり、というか広がり、バンドとしての集合意識がとっちらかってしまうことってないでしょうか。

うちの場合はもともと、〜〜みたいなバンドをやろう!とか言って集まった訳でもなく、はじめっからみんな好き勝手にあっちゃこっちゃ向いていたもんだから、その点気楽なもんです。それは今に至るまでずっとそうです。

なのですが、要所要所で共通言語足り得るアルバムが出てきます。自然発生的に。最近だとアートリンゼイの新譜のように、気がついたらみんな持ってたパターンもあれば、アイスエイジのように、誰かがオススメしてみんなこぞってそれに乗っかるパターンもあります。

根っこの部分はただの雑食な音楽好きなんだなって確認できる風景であり、やっぱ揺るがないなあっていう微笑ましい光景でもあります。

おわり。