Monday, October 12, 2009

同調

今おれは34歳。
中学や高校の時は、時代もそういう時だったってこともあるのかもしれないけれど、ギターを弾く奴も音楽をず~っと聴く奴もバンドやってる奴も、周りにはわんさかいた。

今周りを見渡すと、たまたま同じクラスだったとかたまたま同じ学校だったとか、そういう、いわゆる普通の友達で、いまだにそういうことをやり続けている人は思いのほか少ない。

現在進行形で親交のある人達ってのは、今では圧倒的にバンドを通じて知り合った仲間や知り合いが多いわけで、そういう意味では、絶対数は今の方がずっと多い。けど、もともと友達だった奴で音楽をやっている友達ってのは、数えるほどしかいない。

さすがにこの位の年齢になると結婚していて、子供もいて、っていう連中がほとんどで。
日々忙しいとか、やるべきこと、やらなければならないこと、責任、義務、そういったモノが年々膨れあがっていくっていうのは、わかる。俺だってそうだもの。
だから、結局はそこまで好きではなかったんだろうなあっていう。
その時に一番楽しく仲間と時間を共有できる手段として、音楽が近くにあったということなんだろうね。

さて、こちらはというと。
やるからには、やり続けるからには、極めて力を入れてやるしかない。
「楽器を演奏する」という趣味のためにやっているんじゃないもんね?

思いを伝えよう本気になれば思わぬリアクションが返ってくるし、
やっぱり信じて行動する事なしに、何事も動かない。
全ては、自分。
自分っていうのは、この体や心、意識、それだけのものではない。

すべてはじぶんで、じぶんはすべて。

何か/誰かのためにやることというのは、自分のためでもある。
自分のためにすることは、何か/誰かに影響を及ぼす。
境界線なんて、どこにもないんだ。
一切はつながっているのだ。

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